マインドマップをエクセル形式に変換したい
当サイトの利用者の方から、マインドマップをエクセル形式に変換したい とのご要望を受けました。(2008/3/11) 確かに、メモ書きやアイデア出しに作成したマインドマップを エクセルで階層構造を表すことができれば、便利だと思われます。 連絡をいただいた方は、WBS (work breakdown structure)に利用される との事で、「なるほどぉ」と感心してしまいました。 このページでは、Freemindで作成したマインドマップ(メモリーツリー)を csv形式に変換することで、エクセルで扱えるようにする方法を提示します。
CSV形式とは何か?
csv(Comma-Separated Values)形式とは、いくつかのフィールドを カンマで区切ったテキストファイルの事です。 エクセルで考えると、一つ一つのセルがコンマで区切られ、 行がテキスト1行と考えてください。 汎用的に様々な場面でデータを扱うために、よく利用される形式です。 もちろん、Microsoft Excel でデータを参照・加工できます。
マインドマップ(メモリーツリー)をCSV化する手順
マインドマップのCSV化は、「XSLTとして」書き出しを行うことで 可能です。
Step01: XSLファイルの用意
CSV化のためのXSLファイルを用意します。 下のテキストボックスの中を全てコピーし、拡張子をxslとして ファイルに保存してください。(例:ex.xsl)
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Step02: XSLTとして書き出しを選択
上部メニューから、下記手順でXSLTとして書き出しを選択します。 「書き出し」→「XSLTとして」
Step03: XSLファイルと書き出し先の指定
後は、Step01で作成したXSLファイルと、書き出し先ファイル(csv)を 指定して「export」ボタンをクリックします。 ファイルの指定は、「Browse」ボタンから指定が確実でしょう。 csvファイルは、拡張子が「.csv」となるようにします。
Step04: 文字コードの変換
Step03まででCSVファイルは作成できています。 ただ、文字コードが「UTF-8」のため、このままでは エクセルで参照した場合に文字化けしてしまいます。 文字コードを「SJIS」、改行コードを「CRLF」に変換して 保存しなおしてください。 文字コード変換は、様々なフリーウェアがあります。 「UTF-8」対応のエディタでcsvファイルを開き、 「SJIS」で保存しても良いでしょう。 下図は、サクラエディタを用いて、「名前をつけて保存」から 文字コードと改行コードを指定する場合の画面です。
Step05: エクセルで開いて加工
あとは、エクセルでcsvファイルを開き、お好きな形に 加工してご利用ください。